BRバトルロワイアル 「第2話」
キャスト
加藤大輔(かとう だいすけ) ♂:
大島翔(おおしま しょう) ♂:
稲田梓(いなだ あずさ) ♀:
香坂遼(こうさか はるか) ♀:
早河あゆか(はやかわ あゆか)♀:
茅原光(ちはら ひかる) ♀:
周藤猛(すどう たけし) ♂:
国岡貞夫(くにおか さだお) ♂:
ナレ ♂♀:
BRバトルロワイアル 第2話「最初の殺人…」
ナレ:国岡の狂ったような叫び声に怯える者、殺ってやるんだと意気込む者がいた…。
ナレ:ここは1年B組の教室、そして、ここにはある男子がいた、名前は加藤大輔。
加藤:このバッグん中なにが入ってんだぁ?まぁいいや、見てみるか。
ごそごそ(バッグをあさる音)
加藤:えーっと…パン、水それに鎖鎌…これが武器か…
加藤:ちっ、ろくな物がねーなぁ…まぁどうでもいいけど…
ナレ:その頃1年B組の教室に誰か居ることに気づいた一人の男子生徒、大島翔。
大島:おっと、ここに誰かいるなぁ?声が聞こえらぁ。
大島:その前に殺す準備をしねーとな。
(バッグをあさる)
大島:あった、あった!これが武器かぁ〜まぁ、弱くはないからいいかなぁ〜
ナレ:大島のバッグの中にあった武器、それは拳銃であった。
そのほかに、バッグの中には拳銃の銃弾があった。
がらがらがら(ドアをあける音)
大島:よっ!加藤。元気かぁ?
加藤:あぁ、元気だけど…さ…
大島:元気なさそうだなぁ、なら…俺が今元気にしてやるよ!!
加藤:はぁ?何言ってんだぁ?
大島:こういうことだよ!!(拳銃を構える)
加藤:お、おい…やめろよ、大島…俺はそんな気ないからさぁ…
大島:うるせー!!黙ってろ!!!
どん!拳銃を放った音
ナレ:加藤は黒板の前の教卓に隠れる…
加藤:大島!!危ねーじゃねーか!!何すんだよ!!
大島:だからさぁ…元気にしてやるって言っただろ?
加藤:はぁ?お前頭悪いんじゃねーの?(キレ)
大島:あっそ。まぁもう終わりだぞ?お前…
ナレ:大島は加藤が叫んでるうちに教卓の後ろまで来ていたのだ…
加藤:はっ…俺の負けってことか…
大島:そうだ。お前の負けだ!!死にな!!
加藤:じゃあな…みんな先逝ってるぜ。
どん。どん(銃声)
大島:死んだ…か。
ナレ:加藤は大島の後頭部に2発銃弾を打った…。
ナレ:それを職員室で見ていた国岡。
国岡:まずは1人目。加藤が死んだか…おっと、運動場に2人いますね…。
ナレ:ここは保健室、保健室からはグランドが見える。
ナレ:保健室には3人…。
早河:ここなら人は来ないかな…?
香坂:そうね。
稲元:なんで、私達がこんなことしなきゃいけないのよ!!(泣
香坂:そんなの知らないわよ!!でも…昔先輩から変な噂を聞いたことがあるんだけど…それとは関係ないのかなぁ…?
早河:変な噂?
稲元:変な噂って…?(泣
香坂:うん。その噂ってのはね、この学校は10年に1度殺し合いがあるって聞いたの…
そして、その殺し合いはこの学校が創立してから始まったらしいの…。
稲元:10年に1度!?
香坂:そう…10年に1度よ…この学校が何年に創立されたかわかってるよね…?
早河&稲元:うん…。(代表:早河)
香坂:だから今年で10回目なの…。
稲元:いやーーーーーーーーーーーーーーーー(叫
早河:って事は…これが…その殺し…合い?
稲元:ヤダヨ・・・私・・・殺し合いだなんて・・・(泣
香坂:でもね…先輩から聞いたんだけど、ハッキングって言うことができるらしいの。
稲元&早河:ハッキング…?(代表:稲元)
香坂:そうハッキング。ハッキングってのはね、先生達のパソコンをハックして、この殺し合いを終わらせることができるの。
稲元:でもなんでそんな話知ってるの…?
香坂:それはね、先輩のお父さんの友達がこの殺し合いの年を重なっちゃって、それでそんなことができるってことがわかったのよ!
稲元:そっか。
早河:んでハッキングするには何が必要なの?
香坂:え〜っと…パソコンとハッキングツール、それとパソコンを使える人たち。
早河:パソコンはパソコン室に行けばいいでしょ?ハッキングツールはどこかにあると思うし…。パソコンを使える人?
稲元:パソコンは私できる!!よく家でもパソコン使ってるし!!
香坂:そうね、私もできるし。私と梓がパソコンをするわ!
早河:そうね。ありがとv
香坂:まずはパソコン室に行ってみましょっ!
稲元&早河:そうねっ!(代表早河)
稲元:でも…グランド見て…。
香坂:ん?グランド…?
早河:あっ!茅原と周藤くん…茅原が周藤くんを殺そうとしてるの…?
稲元:そうみたい…。茅原さんっていつも一人でいるしね。
香坂:って事は、今外に出て行ったら、茅原に殺されない…?
早河:それもそうね、まずはここで待機しましょ!
ナレ:3人はひとまず保健室で待機することに決めた。
周藤:や、やめてくれよ、茅原…
茅原:いやよっ!昔から私のこと色々言ってくれてたみたいだし!
周藤:そ、そのことは謝るよ!だから…。
茅原:駄目!私は今まで色んなことを言ってきた人達を殺すの!
周藤:で、でも、それじゃただの殺人だろ?
茅原:そうね。でもね、この殺し合いは最後の1人まで残ったら殺人で逮捕されないの!
周藤:お前まさか…
茅原:そうよ。そのまさかよ、だから貴方が1人目(笑顔で)
周藤:や、や、やめてくれーーーーー
茅原:もう遅いのよ…じゃあね。
周藤:うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(段々小さく)
ナレ:周藤は背中を日本刀で斬られた…
茅原:周藤くん何も持ってないのね…。
茅原:まぁいいわ、さてと、次行かなくちゃ。
稲元:ち、茅原さん…
香坂:見ちゃったね…
早河:でも、私達は私達なりに頑張ろうよ!
稲元&香坂:うん!!(代表稲元)
ナレ:こうして3人は殺人を目の当たりにしてしまったのだ…
国岡:周藤も死んだか…。次は誰が死ぬかなぁ?(笑顔)
第2話終了 殺害:大島翔、周藤猛